知的障害のある子どもの脱走対策〜玄関を安全にするための工夫〜

子どもを必死で探す家族
知的障害のある末っ子がいつの間にか玄関を開錠して脱走する。それに気づいた家族が総出で慌てて捜索している

※本記事ではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介していますが、実際に使った感想をもとに正直に書いています。

知的障害のあるお子さんが、突然外に出てしまったことはありませんか?

我が家では――残念ながら、それが3回もありました。

「2度あることは3度ある」とは言いますが、
まさか自分の子に限って…と思っていた私自身、
そのたびに情けなさと不安でいっぱいになりました。

実際に脱走が起きたときは、
全身が震え、呼吸がうまくできなくなり、
その場にしゃがみ込んでしまいそうになるほどの衝撃でした。

それでも、なんとか気を取り直して、
最善の方法を必死で考え、手がかりを頼りに探し回った時間は、
今でも昨日のことのように鮮明に覚えています。

「もう絶対に、あんな思いはしたくない」
そう強く思ってからは、日々の生活に
細心の注意と、小さな工夫を積み重ねるようになりました。

今回は、そんな我が家の脱走エピソードとともに、
実際に行っている「脱走防止対策(玄関)」についてお話ししたいと思います。

目次

まさかの脱走事件〜玄関の二重施錠は危険!?〜

ある土曜日の昼間のこと。
私は長男の歯科検診のため、一緒に家を出ていました。

家には、当時小学1年生の次男と、4歳の三男、そして夫が残ってお留守番。
買い物などはいつも私ひとりで行くことが多く、この日も特に心配することなく、

「鍵、よろしくね〜!」

と、軽く声をかけて外出したんです。

当時暮らしていたのは、築45年ほどの古い集合住宅。
玄関の鍵も、今ではあまり見かけないような旧式のものでした。

我が家では普段から、玄関を2重に施錠していました。

  • ひとつは、ドアノブ横のバーをひねる簡易的なロック
  • もうひとつは、昔ながらのチェーンタイプの鍵

これで十分だと思っていたのですが…

無事に歯科検診を終え、車に乗り込もうとしたそのとき。
夫からの着信が鳴りました。

「本当にごめん。〇〇(三男)がいなくなった…」

一瞬、何を言われたのかわからないほど、頭が真っ白になりました。
「なんで!?どうして…!」
怒りと焦り、不安と恐怖――感情が一気に押し寄せ、
体の力が抜け、手が震え、呼吸がどんどん浅くなっていきました。

住んでいたのは市街地。家の目の前には交通量の多い道路。
最近は不審者情報も絶えず、さらに…

  • 家からすぐの場所にある公園には、大きくて深い池がある
  • この日は夕方が近づいていて、日が暮れかけていた
  • 三男は最重度の知的障害があり、名前も話せず、簡単なやりとりもできない
  • しかも、今日は“のんびりおうち時間”だったので、パジャマ姿のまま…

頭をよぎるのは、最悪のシナリオばかりでした。

「落ち着け、落ち着け…」
自分に何度も言い聞かせながら、車を急いで走らせました。

家に到着する直前、再び夫から電話が。

「公園で見つかった!!」

三男は、すぐ近くの公園の砂場で、ひとり遊んでいたそうです。

子どもを見つけて安堵する父親

周りにいた保護者の方々は、三男の様子に明らかに戸惑っていたと聞きました。
声をかけても返事はない、目も合わない、パジャマ姿で裸足の子ども…。
不安になるのも当然の状況だったと思います。

そんな中、三男はパパに大好きな“肩車”をされながら、にこにこと笑って帰ってきました。

けがもなく、事故にも事件にも巻き込まれず、無事に帰ってきたことに
本当に、心の底からホッとしました。
全身の力が抜けて、その場に崩れ落ちそうなくらい…。

この出来事は、今もなお、鮮明に記憶に残っています。
「もう二度と、こんな思いはしたくない」
そう強く思ったのは、きっと私だけではないはずです。

脱走からの教訓〜玄関施錠の見直し〜

遠方に転居してきたばかりだった私たちには、
気軽に相談できる相手も、協力をお願いできる知人もいませんでした。

もちろん、障害のあるお子さんを育てる保護者とのつながりもまだなく、
完全に“孤立状態”の中で、突然の脱走事件に直面してしまったのです。

とにかく、夫婦で必死になってネットやSNSで情報を探し回りました。


そしてすぐに、「今のままの玄関の鍵では危ない」と判断し、
それまで二重にしていた玄関の施錠を見直すことにしました。

我が家の玄関の施錠を見直すにあたって、次のポイントを重視しました。

今の玄関扉の形状に対応していること
 → 古い建物の扉にも合うかどうかをチェックしました。
賃貸でも使えること(=傷をつけずに設置できる)
 → ネジ止め不要、貼り付け式など、原状回復できるものが条件でした。
しっかりしていて壊れにくいこと
 → 三男は力が強く、多少の力ではびくともしない強度が必要でした。
お兄ちゃんたちは開けられるけれど、三男には開けられない仕組み
 → 成長段階に合わせた“ちょうどいい難しさ”がポイントです。
自分たちで取り付け可能で、なるべくコスパが良いこと
 → 工事不要で、家計にやさしいのも大切な条件でした。

検討に検討を重ね、

結果、玄関施錠を2つの補助錠を追加して、四重ロックにしました。

我が家で実際に使用し、効果があった補助錠は…

まずは一つ目

「留守わからん錠」No.555(GUARD LOCK製

こちらの良かった点は

  • ドアの厚みに合わせて金具の幅が調整できる
  • つけたままなので、在宅・不在の判断がつかないので防犯対策にも◯
  • 取り付けが簡単工具不要&傷がつかないので賃貸物件でも取り付けられる
  • 防犯性の高いディンプルキーを採用

次に二つ目

「ひとりで出掛けないで」(株式会社ガードロック製)

こちらの良かった点は

  • ドアの厚さに応じて取付金具が調整できるので、いろいろなタイプの扉に対応
  • 取り付けはとても簡単。扉に傷がつかないので、賃貸住宅でも安心
  • 4桁の番号ダイヤル+鍵付きタイプなので、番号を忘れても開けられて安心
  • しっかりとした作りで頼りがいあり!

 ※2つとも揃えるとなると初期費用は少しかさみますが、子どもの命がこれで守れるなら安いものです!
我が家はこれらの補助錠のおかげで、玄関からの脱走はゼロになりました!(涙)

まとめ

調べれば本当にたくさんの補助錠があり、驚きました。

そして、世の中には私たちと同じような悩みを持っている方がたくさんいるということもわかりました。

今回の私たちのニーズは、

今の玄関扉の形状に対応していること
賃貸でも使えること(=傷をつけずに設置できる)
しっかりしていて壊れにくいこと
お兄ちゃんたちは開けられるけれど、三男には開けられない仕組み
自分たちで取り付け可能で、なるべくコスパが良いこと

であり、

私たちが最終的に選んだものは

「留守わからん錠」No.555(GUARD LOCK製

「ひとりで出掛けないで」(株式会社ガードロック製)

でした。参考になれば嬉しいです。

ご購入・ご使用前にご注意ください

  • ご家庭のドアの形状やサイズをよくご確認の上でご検討ください
  • 必ず商品に添付されている説明書や注意書きをよく読んでからご使用ください
  • こちらでご紹介している内容は、あくまで我が家の体験と感想に基づくものです
    少しでも参考になれば…という思いで共有しています

「窓の脱走対策について」のお話も参考にしていただけたら幸いです。


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