【実録】セキセイインコの卵管脱を乗り越えて 〜発情抑制と向き合う日々〜

セキセイインコを心配する飼い主

「うちのインコ、またお腹が膨らんでる……。どうしよう、また卵を産んじゃうかも」

メスのインコかつ卵管脱の経験のあるインコさんの飼い主さんは、そんな不安で夜も眠れない日々を過ごしていませんか?

実は、かつての私も同じでした。

毎日ケージをのぞいては、無事に安堵する日々…

1日も早くこんな不安をなくしたいですよね。

この記事を読めば、「セキセイインコの発情を抑えるリアルな対策」と、「いざという時の通院・投薬のリアル」がわかります。

わが家が実際に直面し、悩み抜いた体験談をベースに書きました。
専門書には載っていない「飼い主の葛藤」も、包み隠さずお届けします。

この記事が、あなたと愛鳥さんの「穏やかな日常」を取り戻すヒントになれば嬉しいです。

目次

発情対策の理想と現実…  努力が報われず自分の無力さにうちひしがれる日々

セキセイインコの卵管脱に悩む飼い主のイラスト

我が家のセキセイインコ(5歳9ヶ月・メス)のお話です。

3歳頃から発情が強くなり、ほぼ1年中卵を産む状態でした。
そして5歳の時、ついに「卵管脱」という恐ろしい事態に。
緊急手術と入院を経て、なんとか一命を取り留めました。

「セキセイインコが卵管脱に…病院での処置・費用・自宅ケア」のお話はこちらをごらんください。

インコの体調が回復してからは主治医の指導のもと、「発情させない環境」作りに徹しました。

・夜は早めに寝かせる(カバーや布をかけて暗くし、なるべく静かにする)
・エサの量は体重の10%ほどに制限する(肥満は発情のもと)
・青菜をあげない(発情の強い子は青菜が発情を促すこともあるそうです)
・過剰なスキンシップは控える(近くでたくさん話しかけたり、インコの特に背中を触るのはNG)
・おもちゃや鏡はケージに設置しない

ですが、結果は……


残念ながら、うちのセキセイインコは全ての対策をしても効果が見られませんでした。


外出から戻り、「ただいまー」と行ってケージを見たら

なんとひとりで「シャチる(発情ポーズ)」姿をしていた時の絶望感。

「どうしてうまくいかないのぉ?」

自分を責める日々でした。

でも、主治医に発情が強いタイプのインコもいるとの説明を受け、わたしのせいだけではなかったという安堵とともに、早急になんとかしなくてはと焦りも覚えました。

注射か投薬か…直面する「究極の選択」

発情抑制の薬をうまくあげられず、セキセイインコに逃げられ戸惑う飼い主のイラスト

卵管脱・発情の再発を防ぐため、主治医から2つの選択肢を提示されました。

  • 月1回の発情抑制の注射をする(月イチなので飼い主は楽だが、注射が苦手なインコはかなりストレス大)
  • 毎日家で1日1回の薬を飲ませる(保定して飲ませる技術が必要)

悩んだ末、投薬の回数が圧倒的に少ないため負担の少なそうな「発情を抑制する注射」を選びました。

しかし、注射をしてから2週間経っても発情は収まりませんでした。

結局2週間後の再診で、毎日2滴発情抑制剤の飲み薬を服薬することになりました。

しかし、ここで大きな壁にぶつかります。

私は「保定(鳥を掴むこと)」が、絶望的に下手だったのです。

毎回インコにドジョウのようにニュルリと逃げられ、薬は水浴びのごとく飛び散る。

結局、夫に任せることになりました。

(夫の手には妙にフィットする愛鳥を見て、少し複雑な心境ですが……笑)

発情抑制薬の副作用と、通院費用のリアル

体調不良のセキセイインコ心配をしている様子のイラスト

投薬を始めて1ヶ月、ようやく発情が落ち着きました。

しかし服薬開始から約3ヶ月後、インコは「急な嘔吐」に襲われます。

実は、発情抑制薬は「肝臓」に負担がかかることがあるとのことです。


服薬の時期と換羽期とが重なり、インコの体が悲鳴を上げていたのでした。

そこで 強肝剤と整腸剤を追加していただき、インコはなんとか元気を取り戻しました。

最愛のインコが元気でいてくれるのは、私たち家族にとってとても幸せなことです。

命の危機を脱してからは、今まで以上に元気でいてくれることを尊く感じます。

しかし…家計へのダメージは無視できません。

インコの通院は月に一度ですが、とはいえインコの通院費用は1回につき約8,000円。

「愛鳥のため」とはいえ、毎月と考えるとなかなかの出費ですよね。

1日も早く薬を飲まなくても発情しなくなってほしいなぁと願いながら、薬を飲ませる毎日。

発情抑制薬の服薬が5ヶ月を経過したところで、

主治医より「そろそろ一度お薬止めてみましょう。様子をみて何もなければ1ヶ月後に健診で来てください。

万が一発情した時のために、薬をお渡しします。発情したらその2週間後に受診してください。」

ついにキタ〜!!

やっとこの時が来た!!

と喜んでいたのも束の間…

薬を止めて2週間後にしっかり発情しました(泣)

我が家の通院生活は、まだまだ続きそうです…

※セキセイインコ通院時に便利なおすすめグッズについてはこちらのお話を参考にしてくださいね。

まとめ

セキセイインコの発情は、まずは環境づくりをして、必要のない時の発情を極力抑えましょう。

その方法は

・夜は早めに寝かせる(カバーや布をかけて暗くし、なるべく静かにする)
・エサの量は体重の10%ほどに制限する(肥満は発情のもと)
・青菜をあげない
・過剰なスキンシップは控える(近くでたくさん話しかけたり、インコの特に背中を触るのはNG)
・おもちゃや鏡はケージに設置しない

それでも我が家のセキセイインコのように、何をしても発情が収まりずらい「発情が強い子」の場合は早めに受診することをおすすめします。

そして、

  • 体重測定を日課にする(1gの変化に気づくため)
  • 信頼できる「小鳥専門の病院」を確保する

以上の2点も確認できると、何か異変があっても早期発見につながります。

大切な家族であるインコさんと、1日でも長く一緒に過ごすために。

「今日、生きていること」に感謝して、一歩ずつ進んでいきましょう!

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